ハロー スイスリーベのフラウビショフです。
ドイツ語のハローは、英語と一文字綴りが違ってHalloです。「現在 波浪注意報が発表されています。高波による遭難や沿岸施設の被害など、災害が発生するおそれがありますのでご注意ください。」的な発音です。
英語Helloだと、ヘローでへよりです。
今日は、朝ご飯の話題です。スイスの国民食ミューズリーのことは以前書いています。
グラノーラは、朝食メニューの一つの選択肢であるシリアルです。アメリカ発で、オート麦・アーモンド・クルミなんかが入っているのが基本ですね。
ドライフルーツや、パワーフードとしての地位を固めたチアシードなんかをいれたり、もちろんフレッシュなフルーツを加えてまさにヘルシー。
好きなものをボールの入れたら、好きな液体で完成させます。ミルク、ソヤミルク、カシューナッツミルク、液体ではないですがヨーグルトやクワルクもありです。
ミューズリーとグラノーラは、姉妹みたいですが、一方はしっとり優しい食感、他方はカリカリ香ばしさが楽しい食感です。
あるスイス人の若い女性は、アメリカ滞在でグラノーラにはまったそうです。そこからグラノーラってアメリカ版のミューズリーじゃないかと、ミューズリーを愛し始めて、とうとうグラノーラ屋さんになった方がいます。
数年前に彼女とそのグラノーラビジネスのきっかけの小さな記事を読みました。最近、日曜版の新聞についている別冊でグラノーラのレシピを目にしました。そこにその女性のグラノーラは、なぜあんなに美味しいのかしら、でもちょっと値がはるので、あの味に近づけるよう自分で作りますと料理家の方がレシピを載せた理由の逸話がありました。
面倒くさがり屋のフラウビショフは、いろいろ材料を揃えて自分で作ると結局同じくらいコストがかかってしまうと、自作の回避を理由を見つけ出しました。
何しろ本物が、どんなに美味しいのか、試したいのでした。
うわさのグラノーラは、チューリッヒのヒップなベイカリーで購入できます。600gのチョコ味の袋を指して、「これ下さい。」「30フランです。」と言われて、心のなかでは「えっ、高い!」と驚きましたが、動揺を隠して平静を必死に装い、お支払いしました。
約3000円くらいで、普通のミューズリーの4,5倍以上です。でも、材料は厳選された有機の物。そして全てが愛の溢れる手作りなのです。
お母さまは、マカダミアナッツを最適な大きさに砕く作業をかってでてくださったそうです。機械ではできない微妙な大きさにこだわっているそうです。
袋詰めは、女友達たちが集まって、ハサミで切ったり、スタンプを押したり、リボンで結んでと作業しているそうです。
さて、お味ですが、シリアルやナッツのバランスが絶妙で、甘さの加減が最適で後を引きます。
今回は、家にあった生のイチジクとブルーベリーを添えて、ヨーグルトといただきました。
ちょくちょくは、お財布に痛いので、間を置いて、まだ試していないナチュラルとチェリーもいただきたいと思います。
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