犬を飼い始めてから、街中や旅行中に、他人の犬を観察するのがフラウビショフのあらたな楽しみになりました。
さて、2019年の9月にドイツ人の友人とテル‐アヴィヴを訪れました。
宿にスーツケースを置き、身軽になって、さあ街とご対面と通りをぶらぶらしていました。すぐに、犬の数の多さに気付きました。あれ、この人も、あの人も、犬と一緒!
カフェでくつろぐ人の足元にも。1件の小さなカフェに、3匹もなんてことも!犬用の水飲み場を用意しているカフェも。
ワンブロック内に、犬が5匹いる状態だあなんてことも。
テル‐アヴィヴって、ドッグフレンドリーな街だったのね、知らなかったあ。
ちなみに、写真は有機食料品店の前でご主人を待つ犬たちです。
この頭数の多さの割には、歩道に落し物を見かけません。責任感のある飼い主さんばかりなのですね、きっと。
回収システムは、どうなっているのか知りたくなり、犬を連れた若い女性に聞いてみました。
フンを拾うビニール袋は、公園に設置されているそうです。ゴミ箱は、街中に頻繁に見かけます。逆に、これだけの数の犬のフンが、適切に処理されていなかったら、うかつに街を歩くことができないとも言えるでしょう。
スイスのような犬税はないとのことでした。
やたらに犬が多いと思ったのは私だけではなかったようです。まず、思わない人はいないでしょう。バウハウス建築を巡る街歩きツアーのガイドをしてくれた若い男性に、参加者の一人が質問しました。
「なぜ、こんなに犬が多いのか。」ガイドさんの答えは、シングルの人が多く、寂しいから。また、この国の変化のスピードが早くストレスに晒されている分、癒しが必要なんだそうです。
確かに、若い人もとても多いなあという印象も強く受けました。また、どんどん高層ビルを建築しているし、デジタル化も進んでいる様相でした。
もし、またテル‐アヴィヴに来るようなことがあれば、我が愛犬マックスも、という訳にはいきません。気温が高すぎて、確実に散歩拒否をするでしょうから。苦笑&汗。
小さな犬のエピソードでした。読んでいただいて、ありがとうございます。