グリュエッツィ! スイスリーベのフラウビショフです。
スイスの食文化は、日夜インターナショナルになっている感があります。アジア、アフリカ、中近東、南アメリカなどが故郷のレストランがどんどん増えています。
また、家でそれらの料理を再現するための食材もますます手に入りやすくなってきてる感があります。
フラウビショフが日本橋でお仕事をしていた時の敬愛する上司が、以前アジア料理の本をプレゼントしてくれました。その上司のお気に入りの東京にあるベトナムレストランのオーナーシェフが出版した料理本です。
そのレストランへ上司に連れて行っていただいたこともありますし、食べることの好きな友人たちとそこへ何度か訪れて美味しい楽しい時間を過ごしました。とっても活気のある人気のあるお店です。
まだ、チューリッヒ市内に住んでいたときの年末最後の営業日、バイトしていたレストランで使い切れなかった刺身のつまを大量にいただける機会がありました。フラウビショフは、なんとなく、そのつまを なますにしてみました。
さて、なますをどう使おうと思った時に、その料理本のベトナム風サンドイッチが偶然目に止まりました。ベトナムのサンドイッチには、なますを使っちゃうのね、なんだか新鮮と作ってみました。
このサンドイッチが、ナンプラー味の卵焼きとマヨネーズ、なますの甘酸っぱさが絡んで複雑に美味しい!時々思い出しては、作っています。
ヘアビショフは30年以上、フラウビショフも20年を超えた長い付き合いのある家族の息子さんが、私たちの街のベーカリーのパティシエとして働き始めました。
彼は、チューリッヒからバイクで通っています。雪で道路が凍結して危ない日で、仕事前日の晩ビショフ家に泊まるということがありました。早朝の3時半出社なんです。
夕食の時に、彼と彼の弟ともう一人の友人との3人でベトナムを旅した話になりました。現地でバイクを購入し、ベトナムの北部から南部へ縦断したそうです。若者ならではのワイルドで素敵な旅の仕方です。
街角で気軽に安価に食べられるベトナムサンドウィッチ バインミーを毎日のように食べたそうです。「弟は、ベトナムでバインミーで生きてたんだ。」と彼は笑って言います。
今でもよく作って食べているそうです。どう作るか説明してくれましたが、私のものよりいろんな物を塗りたくって、混ぜ混ぜしている感じです。一度再現して食べさせてほしいとお願いしています。
私が作っているものをクックパッドに卵焼きのバインミーで載せてみました。気が向いたら作ってみてください。
読んで頂いて、ありがとうございます。