スイスライフ

枕の雑草子

サリュー スイスリーベのフラウビショフです。なんと もう9月になってしまいました。

私は2020年三分の二を何をして過ごしていたのかしらん。いつも思いつきで行動しているので、達成感を得ようなんて思っちゃいけませんでしたね。冷汗

昨日用事があり、チューリッヒ市内の通りを歩いていると、クリスマスのオーナメントのモデルのような光景をみましたよ。枯れた松葉や松ぼっくりと蔦が鉄のフェンスとともに絵になっていませんか。

さて、フラウビショフは長い間、枕をしないで寝ています。数え上げれば、えっ!軽く四半世紀くらい枕を使用せず眠っていることになっています。時の流れは、移りにけりな徒に。

もとい、きっかけは、「枕は、二重あごや首のしわの原因になる」とどこぞで見聞きし、いと忌まわしきものなり、と使うのをぷっつりと止めたのでした。

ある時、知人の意見で「帰国した時に、身体を整えたほうが良いわよ。」が心に響き、郷里で整体の施術を受けたことがありました。

その時首側のほうが高くなっている、いわゆる健康枕を整体師さんが紹介してくれました。頭をのせてみると、良い具合に頭を支えてもらって、首や肩が優しいながらもしっかり包み込まれているような安心感がありました。

一瞬これは買いだわ、機内持ち込みして、日本―スイス間を爆睡して飛んでしまおうか などど夢想しました。

エコノミークラスなのに迷惑千万な奴と冷静なペルソナが表れて諭されました。こんな健康枕を使ってしまうなんて、老けにまっしぐら。ベットに置かれている図が、あまり美しくないな、などというコントラ意見が勝利し、その場での枕の購入には至りませんでした。

ここ数年、眠ったのに朝疲れが残っている感や首や肩の重い感覚で不快なことがありました。

窓を開けて寝ているので、朝方の冷たい空気が、首や肩を冷やしてしまっているのかなと思ったりもするし、運動らしい運動もしていないし、年齢や更年期の影響もあるでしょう。

時々、整体で紹介された健康枕の快適さの郷愁が蘇り、マイ枕が必要かもと思うようになりました。思うばかりで月日は流れ、行動に移せないでいるところに、郵便受けに寝具店のパンフレットが入っていました。相談無料・お試し無料・キャンペーン中割引とあり、昨日愛犬マックスに付き合ってもらい、チューリッヒ市内の寝具店へ行ってきました。

二つのモデルで、サイズ違いでもあててみました。安価なコピーが市場には出回っているけど、コンサバなフラウビショフは、元祖テンピュールのスタンダードをお試しすることにしました。

この形状なら、軽くあごがあがった状態で寝ているので、二十あごや首のしわの心配はないのではと、強引に自分に都合よく考えています。

今朝はお仕事もなかったせいで、少し長く寝ましたよ。なんだか首や肩がすっきり軽い感じです。

快適な睡眠をとって、一日の始まりの朝を気分良く初めて、素敵な一日を過ごしたいものですね。

ABOUT ME
frau Bischoff
スイス人と結婚してfrau Bischoffにはなったものの、ドイツ語習得の道は長そうだし、スイスのことも日本のことも何故こんなに知らないの?と思う日々。育犬も落ち着き、発信することで学んでいけたらというのは甘いかな?ヘアビショフと愛犬のマックスとTeam Bischoffです。

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