グリュエッツィ!スイスリーベのフラウビショフです。
ザワークラウトはお隣ドイツの有名な保存食ですが、スイスの食卓にものぼります。ソーセージの付け合わせ、炒め物、スープや煮込み料理に使います。
ある時、千切りではなく塊で売っているザワークラウトをスーパーマーケットで見かけ、何を作るかも考えずに持ち帰ってしまいました。
クックパッドで検索すると、バルカン地方やトルコなどで食されているサルマというロールキャベツのレシピがでてきます。
2019年にテルアヴィブで、キャベツの葉で指くらいの大きさにご飯を巻いた食べ物の奥深い美味しさに感激しました。それがサルマという名前だったのです。偶然の再会です。
テルアヴィブのモダンなショッピングモールの中に、どちらかというと市場や街の屋台でみかけるほうが似合っている雰囲気のブースを中年のご婦人二人が切り盛りしていました。
どこの国のものかはわかりませんが、家のキッチンで丁寧にこしらえてきた感じの何種類もの郷土料理らしきものが並んでいました。
何を食べても美味しかったのですが、とりわけサルマのお米を使っているということと発酵キャベツの絶妙な酸味が気に入ったのでした。
サルマは、色々なバージョンがあるようで、まさに挽肉でロールキャベツ、挽肉とお米、挽肉と野菜のものもあるようです。
さて、購入した発酵キャベツは、バルカンではキセリクープスと言われ、袋から出してびっくり、一本漬けならぬ、一個漬け。平らになっていたので、半個くらいかなと思っていたのです。
ハーブライスをを巻き込んで、炊き上げます。なんと70個くらいできてしまいました。それでも発酵キャベツは、余りました。
サルマは、塩とニンニクをいれたヨーグルトソースと食べるのが美味しいとう情報をえて、さっそくそのようにしていただいてみました。
ご婦人たちのようなわけにはいかないなというのがその日に食した感想でしたが、次の日食べてみると、味がなじんて昨日より美味しくなっていました。
10個ほど冷凍することにもしましたが、数日食べ続ける予定です。そして、余った発酵キャベツも何か料理しなければなりません。
少し調べてみましたが、コールスローサラダにしてみるつもりです。切り取った芯も捨てたくないので、じゃがいもとベーコンで煮込んでみようかなと考えています。
発酵キャベツで巻いたサルマに、ヨーグルトソース、発酵キャベツのコールスローサラダ、発酵キャベツ入り煮込みで、発酵尽くし腸活週間になりそうです。
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