マックスの血統書上の名前は、Enzo(エンゾ)です。最初の文字にEを使わなければならなかったのです。ディープブルーのエンゾ・モリナーリから来てます。ジャン・レノさんが演じた役です。深い意味はありません。
ちなみにマックスの弟は、Eros(エロス)くんと言います。
アレックスとオジーも候補でしたが、最終的にマックスになりました。
さて、プードルベイビーは、母犬を含めて10頭くらいのプードルが暮らすブリーダーさんのもとですくすくと成長していきました。
犬の成長は、早いです。
私の参考にした書籍によれば、犬は盲目の植物状態で誕生し、最初の10日間に嗅覚・味覚が発達、14日目くらいまでに目が見え、耳も聞こえるようになり、14日以降 身体運動機能が向上します。自身の動きを操れるようになってくること、脳からの命令通り身体が動かせるということです。
3、4週目にはいると狩猟行為のまねごとが始まったり、体験が刻まれていきます。5、6週目で、仲間を意識し社会的行動が始まります。8-13週目は社会性を学ぶ期間で、仲間との関係・境界・尊重を習得していきます。
この期間を母犬や兄弟姉妹と過ごして社会性を身につけることは、今後の犬生に非常に重要と考えられています。そんなことをかんがみて、スイスでは子犬を迎えいれるのは11週目以降が理想と考えられています。
10週目から16週目に、優位に立つ、あるいは服従するなどの態度を身につけます。ここで、私が君の主人だよ、と教え込んでしまいましょうと。
具体的に、迎え入れる準備としては、食べることまわりのフードや水のトレー、住むことまわりとして犬ベットやトランスポートケース、衣(き)るは、もともと着ている被毛のお手入れ用のコームやブラシ、そして数種類のおもちゃ、ボール・ぬいぐるみ・ほね などをそろえました。
ハーネスやリードは、ブリーダーさんが用意してくれました。食べなれた餌や、フリーズドライのうさぎの耳も渡してくれました。子犬には、あまり硬い噛むものはまだ早いからうさぎの耳が良いのよ、となんとも親心。
さあ、ここまでブリーダーさんが大事に飼育してくれ、いよいよビショフ家へやって来るプードル マックス。
読んでいただいて、ありがとうございます。